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【ブログ】洗濯の時短で、家事を楽に!

ガス乾燥機と電気乾燥機の違いを知ろう

みなさん、こんにちは! 家事が忙しく、なにか時短できることないかなぁって 思いつくのが洗濯と洗濯物の出し入れですよね。 乾燥機いいなぁ、けどどれにしようか迷いますよね。 この記事では、ガス乾燥機と電気乾燥機のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。 奈良にお住いのあなたのお家の暮らしにぴったりの乾燥機選びをサポートします。 衣類乾燥機は、ガスと電気 どっちがいい?!スタート。

<1.ガス乾燥機と電気乾燥機の基本的な違い>

ガス乾燥機の特徴とメリット

高温で短時間でしっかり乾かすため(生乾きを防ぐ)、花粉やダニの死骸を高温で殺菌できる効果も期待できます。また、シワになりにくく、ふっくらとした仕上がりが特徴です。
→ 乾燥時間が短い、高温でしっかり乾く、ランニングコストが安い

電気乾燥機の特徴とメリット

低温乾燥で衣類へのダメージが少ないため、デリケートな素材の衣類も安心して乾燥できます。ヒートポンプ式は、少ない電気エネルギーで効率的に乾燥できるため、環境にも家計にも優しいのが魅力です。ただし、乾燥時間がガス乾燥機に比べて長くなる場合があります。
→設置が簡単、低温乾燥で衣類に優しい、ヒートポンプ式は省エネ

ガスと電気 どっちがいい?!

<2.コスト面から見る乾燥機の選び方>

設置が簡単なのは、断然電気!
乾燥時間が短い、しっかり乾く、ラニングコストが安いを考えると、ガスのほうがいい!

光熱費(ランニングコスト)

▶ガス乾燥機 :
主なランニングコストはガス代です。乾燥時間や使用頻度によってガス代は変動しますが、一般的に電気乾燥機よりもランニングコストが低いと言われています。特に、大容量の洗濯物を頻繁に乾燥させる場合、その差は顕著になることがあります。
→ガスは、光熱費(ランニングコスト)は安い
▶電気乾燥機 :
主なランニングコストは電気代です。電気料金プランや使用時間帯によっても変動しますが、ガス乾燥機に比べて電気代がかかる傾向があります。ただし、ヒートポンプ式など省エネタイプの電気乾燥機を選ぶことで、電気代を節約できます。
→電気は、光熱費(ランニングコスト)は高い

初期費用(設置時にかかるコスト)

▶ガス乾燥機 ・初期費用:
ガス管の工事や専用コンセントの設置が必要な場合があり、電気乾燥機に比べて初期費用が高くなる傾向があります。
→ガスは、工事があるので、その分高くなる。
▶電気乾燥機 ・初期費用:
比較的シンプルな配線工事で済むため、初期費用は抑えられます。
→電気は、安く済む。ただし、ヒートポンプ式などは本体機器代が高くつく。

ガスと電気 どっちがいい?!

初期費用は電気のほうが安い、ランニングコストはガスのほうが安い。

<3.設置場所とスペースの考慮>

ガス乾燥機の設置条件

・ガス管の設置: ガス乾燥機を使用するためには、必ずガス管が必要です。設置場所の近くにガス管がない場合は、新たに引き込む工事が必要となります。
・排気口の設置: 乾燥時に発生する湿気を室外に排出するため、排気口の設置が必須です。壁に穴を開けて外部に接続する工事が必要となる場合が多いです。
・設置場所: ガス管と排気口の設置が可能な場所であれば、基本的にどこでも設置可能です。ただし、マンションやアパートなどでは、規約で設置場所が制限されている場合があります。

電気乾燥機の設置方法

・コンセント: 電気乾燥機は、一般的なコンセントに接続すれば使用できます。
・設置場所: コンセントさえあれば、基本的にどこでも設置可能です。ただし、乾燥機の重量やサイズによっては、設置場所の強度を確認する必要があります。
・排湿: 電気乾燥機の中には、排湿口が必要な機種もあります。排湿口は、窓などから外気に接続します。

マンションやアパートでの設置可能性

※その他の注意点
・設置スペース: 乾燥機を設置する際には、十分なスペースが必要です。乾燥機のサイズだけでなく、洗濯物を出し入れするスペースも確保しましょう。
・搬入経路: 乾燥機を搬入する経路を事前に確認し、搬入可能なスペースがあるか確認しましょう。
・換気: 乾燥機を使用する際は、十分な換気を行ってください。
※どちらを選ぶか迷った場合は、以下の点を比較検討してみましょう。
・ガス管や排気口の有無: ガス乾燥機はガス管と排気口が必要
・コンセントの容量: 電気乾燥機は十分な容量のコンセントが必要
・建物の構造: マンションやアパートの場合は、規約を確認 ・設置スペース: 乾燥機を設置するスペースがあるか
・搬入経路: 乾燥機を搬入できる経路があるか

ガスと電気 どっちがいい?!

設置が簡単なのは、断然電気!

<4.功能別比較:どちらがおすすめ?>

乾燥効率と速度の違い

乾燥効率は、ガス乾燥機が圧倒的に速い!
▶ガス乾燥機:
高温の熱風で衣類を素早く乾燥させるため、乾燥時間が短く、忙しい方や大量の洗濯物がある方におすすめです。特に、厚手のタオルやジーンズなどは、ガス乾燥機の方が早く乾きます。
▶電気乾燥機:
ヒーターで衣類を温めて乾燥させるため、ガス乾燥機に比べて乾燥時間が長くなります。ただし、ヒートポンプ式など省エネタイプの電気乾燥機は、乾燥時間が短縮されているものもあります。

運転音と使いやすさ

運転音は、電気乾燥機の方が静か
▶ガス乾燥機 :
運転音が大きく、夜間や近隣に配慮が必要な場合は、音が気になることがあります。
▶電気乾燥機:
比較的静かな運転音で、夜間でも安心して使用できます。

浴室乾燥機との併用の可能性

~トピックス~
浴室乾燥機は、補助的な利用がおススメ
・浴室乾燥機: 洗濯物を乾かすだけでなく、浴室を乾燥させたり、暖房としても利用できます。
・乾燥効率: ガス乾燥機や電気乾燥機に比べると乾燥効率は劣りますが、少量の洗濯物や梅雨時期の補助的な乾燥機として利用できます。
・設置場所: 浴室に設置するため、設置場所が限られます。

それぞれのメリット・デメリットを比較

ガスと電気 どっちがいい?!

乾燥の功能だけなら、断然ガスがいい!

<5.メンテナンスと耐久性>

定期的なメンテナンスで寿命を延ばそう! 乾燥機は、毎日使う家電製品です。長く快適に使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

ガス乾燥機のメンテナンス方法

ガス乾燥機:
・リンス剤フィルターの掃除: リンス剤がフィルターに詰まると、乾燥ムラや故障の原因になることがあります。取扱説明書に従って、定期的にフィルターを掃除しましょう。
・排気口の掃除: 排気口にホコリや lint(繊維の塊)が詰まると、乾燥効率が低下したり、火災の原因になる可能性もあります。定期的に掃除機で吸い取り、清潔に保ちましょう。
・乾燥機の内部清掃: 乾燥機の内部にホコリや lint が溜まると、異臭の原因になったり、故障の原因になることがあります。年に一度は、専門業者に依頼して内部清掃を行うことをおすすめします。

電気乾燥機の定期的なケア

電気乾燥機:
・フィルターの掃除: 乾燥機には、 lint をキャッチするフィルターが複数ついています。これらのフィルターを定期的に掃除しないと、乾燥効率が低下したり、故障の原因になることがあります。
・乾燥機の内部清掃: ガス乾燥機と同様に、乾燥機の内部にホコリや lint が溜まると、異臭の原因になったり、故障の原因になることがあります。年に一度は、専門業者に依頼して内部清掃を行うことをおすすめします。
・ヒートポンプの掃除: ヒートポンプ式の電気乾燥機の場合、ヒートポンプのフィンにホコリが溜まると、効率が低下します。定期的に掃除機で吸い取りましょう。

故障時の修理費用の比較

故障時の修理費用 :
・機種による違い: 乾燥機の故障時の修理費用は、機種や故障箇所によって大きく異なります。
・保証期間: 購入から一定期間は、メーカー保証が適用される場合があります。保証期間内であれば、修理費用が無料になることもあります。
・修理部品の入手性: 古い機種やマイナーな機種の場合、修理部品の入手が困難で、修理費用が高額になることがあります。
乾燥機の寿命:
乾燥機の寿命は、使用頻度やメンテナンス状況によって異なりますが、一般的に10年程度と言われています。

まとめ

まとめ:
乾燥機を長く快適に使い続けるためには、定期的なメンテナンスが重要です。特に、フィルターの掃除や内部清掃は、必ず行うようにしましょう。また、故障した場合は、早めに修理に出すことで、寿命を延ばすことができます。
乾燥機を長く使うためのポイント :
・定期的な掃除
・乾燥機の取扱説明書の確認
・保証期間内の修理
・専門業者への依頼
よくある質問
Q.乾燥機はどれくらいの頻度で掃除すればいいですか?
A.1ヶ月に1回程度は、フィルターを掃除するようにしましょう。
A.ガス衣類乾燥機は毎回使った後にホコリ取りフィルターを取り除いてください。
Q.乾燥機を長く使うためには、どのようなことに注意すればいいですか?
A.定期的な掃除、乾燥機の取扱説明書の確認、保証期間内の修理、専門業者への依頼などが重要です。
Q.乾燥機が故障した場合は、どこに相談すればいいですか?
A.購入、設置してもらったところに相談しましょう。

<6.使用環境に応じた選び方>

乾燥機は、単に衣類を乾かすだけでなく、生活環境に合わせて様々なメリットをもたらしてくれます。

花粉症対策と空気清浄効果

花粉症の方へ:
・花粉を室内に持ち込まない: 外干しで付着した花粉を、室内に持ち込むのを防ぐことができます。
・衣類に付着した花粉を高温で加熱することで、アレルゲンを減らす効果が期待できます。

ペットがいる家庭の選択肢

ペットを飼っている方へ:
・ペットの毛が衣類に付着することを防ぎ、お部屋を清潔に保てます。
・乾燥機の高温で、ペットの毛に付着している菌を殺菌する効果が期待できます。
・ペットの毛のアレルゲンを減らすことで、アレルギー症状の緩和に役立つ可能性があります。
・衣類に付着した花粉を高温で加熱することで、アレルゲンを減らす効果が期待できます。

季節による影響と対応策

その他 :
・花粉や黄砂、PM2.5などの大気汚染物質から衣類を守る
・ダニやカビの繁殖を抑える
・シワになりにくく、アイロンの手間を省ける

まとめ

あなたの暮らしに合わせた乾燥機を選びましょう

ガスと電気 どっちがいい?!

屋外で干すだけでなく、室内で干す乾燥が増えました。家族の悩みと、洗濯から乾燥までのかかる時間を考えて選びましょう。

<7.専門家の視点による選択基準>

乾燥機を導入する際には、様々な要素を考慮する必要があります。特に、住環境やライフスタイルに合わせて最適な機種を選ぶことが重要です。ここでは、専門家の視点から、乾燥機導入時の注意点や選択基準について詳しく解説します。

導入時の注意点

▶ガス乾燥機 :
・ガス管: ガス乾燥機を設置するには、ガス管への接続が必須です。設置場所の近くにガス管がない場合は、新たにガス管を引く工事が必要になります。
・排気経路: 乾燥時に発生する湿気を排出するため、排気口の設置が必要です。壁に穴を開けて外部に接続する工事が必要となる場合が多いです。
・安全性: ガスを使用するため、設置やメンテナンスは専門業者に依頼することが重要です。
▶電気乾燥機:
・コンセント: 一般的なコンセントに接続すれば使用できますが、乾燥機の消費電力によっては、専用のコンセントが必要になる場合があります。
・排気: 一部の機種では、排気口が必要となる場合があります。窓などから外気に接続します。
・設置スペース: 乾燥機のサイズだけでなく、洗濯物を出し入れするスペースも確保しましょう。

リフォーム時の考慮事項

リフォーム時:
電気配線、ガス配管の工事が必要な場合も リフォームに合わせて乾燥機を導入する場合、以下の点に注意が必要です。
・電気配線: 電気乾燥機を設置する場合、コンセントの増設や容量の変更が必要になる場合があります。
・ガス配管: ガス乾燥機を設置する場合、ガス管の移設や増設が必要になる場合があります。
・壁の補強: 乾燥機を設置する壁が弱い場合は、補強工事が必要になることがあります。
・排気経路: 排気口の設置場所や経路を事前に計画しておきましょう。

導入と成功のポイント

奈良県、中南部地域では、
・戸建て住宅: 洗面所や脱衣所に設置されることが多いです。
・マンション: 共用部分への影響が少ないよう、室内に設置できる機種が選ばれる傾向があります。
・リフォーム事例: 古い住宅のリフォームに合わせて、乾燥機を導入するケースも増えています。
専門家に相談しよう
乾燥機の導入を検討する際は、住宅についての知識がある専門業者に相談することをおすすめします。専門業者は、お客様の住環境やライフスタイルに合わせて、最適な機種を選定し、安全な設置を行います。

<8.どこで購入できるの?>

▶ガス乾燥機:
・家電量販店: 一部の家電量販店でもガス衣類乾燥機を取り扱っています。
・インターネット通販: ガス会社や家電量販店のオンラインショップでも購入できます。
・工務店、リフォーム店:取り扱っています。ガス工事、電気配線や設置場所など家のことが関係するのでトータル的なバランスが良いです。
・ガス会社: ガス会社では、自社のガス衣類乾燥機を取り扱っています。設置工事なども依頼できます。
▶電気乾燥機:
・家電量販店: ヨドバシカメラ、ジョーシン、ケーズデンキなど、大型の家電量販店では、様々なメーカーの電気衣類乾燥機を取り扱っています。実機を見て触れることができるので、比較検討しやすいです。
・インターネット通販: Amazon、楽天市場など、インターネット通販でも多くの衣類乾燥機を購入できます。自宅にいながら様々な商品を比較検討できます。
・メーカー直販サイト: 各メーカーの公式サイトでも購入可能です。キャンペーンや限定モデルなど、家電量販店では取り扱っていない商品がある場合があります。
・工務店、リフォーム店:取り扱っています。電気の配線や設置場所など家のことが関係するのでトータル的なバランスが良いです。

ガスと電気 どっちがいい?!

購入するときは、設置やアフターメンテナンスやサービス対応してくれるところを選びましょう。

<9.洗濯機との相性>

洗濯機と乾燥機は、洗濯から乾燥までの一連の作業をスムーズに行うために、密接な関係にあります。ここでは、洗濯機と乾燥機の接続方法や、同時使用時の注意点など、洗濯機との相性を深く掘り下げていきましょう。

洗濯機との接続方法

●接続方法:排水ホースの接続など 洗濯機と乾燥機を接続する際には、主に以下の点に注意が必要です。
・排水ホース: 乾燥機によっては、洗濯機の排水口に接続する排水ホースが必要な場合があります。排水ホースの長さや接続方法については、各メーカーの取扱説明書をよく確認してください。
・給水ホース: 一部のドラム式洗濯乾燥機では、洗濯と乾燥の際に給水が必要となる場合があります。給水ホースの接続も、取扱説明書に従って行いましょう。
・電源: 乾燥機は、洗濯機とは別に電源が必要になります。コンセントの位置や容量などを事前に確認しておきましょう。

共同利用する際の注意点

●共同利用:同時に使えない場合も 洗濯機と乾燥機を同時に使用する場合、以下の点に注意が必要です。
・排水: 洗濯機と乾燥機を同時に排水すると、排水管が詰まる可能性があります。特に、排水口が一つしかない場合は注意が必要です。
・電源: 洗濯機と乾燥機を同時に使用すると、ブレーカーが落ちる可能性があります。コンセントの容量や配線を事前に確認しておきましょう。
・給水: 一部のドラム式洗濯乾燥機では、洗濯と乾燥の際に給水が必要となる場合があります。給水量や水圧が不足すると、正常に動作しないことがあります。

製品の互換性と選び方

●互換性:メーカーや機種による
・同じメーカー: 同じメーカーの洗濯機と乾燥機であれば、互換性が高い傾向にあります。
・異なるメーカー: 異なるメーカーの製品でも、互換性がある場合があります。ただし、接続方法や機能が異なるため、事前に確認が必要です。

洗濯機と乾燥機の組み合わせのポイント

・洗濯容量と乾燥容量: 洗濯機の洗濯容量と乾燥機の乾燥容量を合わせると、効率的に洗濯物を処理できます。
・設置場所: 洗濯機と乾燥機の設置場所を考慮し、動線やスペースを有効活用しましょう。
・機能: 洗濯乾燥機を選ぶ場合は、乾燥機能だけでなく、洗濯機能も比較検討しましょう。
ランドリールーム(洗濯室) 洗濯に関する家事をするための部屋、「ランドリールーム(洗濯室)」が増えています。洗濯機、衣類乾燥機、アイロンスペースなど、「洗う」「干す」「アイロンがけする」「畳む」といった洗濯家事を、まとめて行えるスペースのことです。

10.建築士から

「衣類乾燥機は、ガスと電気 どっちがいい?!」いかがでしたでしょうか。 仕事で日々お客さんのお家に伺って、住宅のお困りごとや設備機器の故障、使い勝手の話をしていますが、衣類乾燥機でいうと電気衣類乾燥機を使っている人が多いのが実態です。全自動型の洗濯機を使われている方は、洗ったあと、外干し、部屋干し、ユニットバスで乾燥などで干したあと取り込まれています。ドラム式洗濯乾燥機を使っている方は、乾燥まで使われている方が多いようです。オール電化の普及もあって電気の衣類乾燥機が多いのですが、新しく家を建てる新築工事では、はじめからガス衣類乾燥機を設置するお家が増えています。洗濯は、洗って、干して、取り込んで、畳んで収納するまでになりますから、けっこう時間のかかる家事といえるのではないでしょうか。ガスの衣類乾燥機はまだまだ知られていませんが、時短や乾燥の仕上がり、コスト面を考えるとガス衣類乾燥機にしたら良かったなぁという声をよく聞きます。あらためて、乾燥機 ガスと電気 どっちがいい?! それぞれのメリット、デメリットを知っていただき、お家にあったものを選んでもらえたらと思います。
一級建築士 水落成典